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臨時休業のお知らせ

大変恐縮ですが、
明日5月27日(金)は臨時休業
とさせていただきます。

私用にて、金沢まで出向くことになりました。

また翌日、
5月28日(土)も事務所を離れる用事があり、
開店時間が15時ごろになる予定です。

御用のある方は、弊社電話番号にご連絡ください。
弊社社長への携帯電話に転送となります。

ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いいたします。




第2回 テクノストラクチャー開発物語

システムキッチンやバスルームなどの設備機器から、内装材や外装材、
エクステリア建材まで手掛けるパナソニックにとって、
その「器」となる住まいの開発は大きな夢でした。

日本には各地の風土に合った建築様式があり、
それを熟知した住宅会社や工務店があります。

パナソニックは、地域のそういったビルダーをサポートしながら、
住まいのベースとなる工法を通じて良質な住宅を提供していこう―――――。
そんな想いから、新工法のプロジェクトをスタートさせたのが、
平成5年(1993年)6月でした。

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1、木+鉄という新発想がすべての始まり

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プロジェクトチームが最初に行ったのは、日本で用いられている住宅工法を調べ上げることでした。
その結果、最も多くのお施主様に望まれ、建てられているのは木造であると分かったのです。

同時に、在来木材住宅の技術を継承する熟練大工や、住まいの骨格となる良質な木材が
減りつつあるという事実も浮き彫りになり、開発の方向性は明確になりました。

日本の気候、風土に適した木造住宅の魅力を損なうことなく、新たな素材を導入して、
より高品質、高強度な住まいの実現できる工法。

そして熟練大工でなくても建てられる施工性に優れた工法を開発することです。

プロジェクトチームは「木造躯体の弱点を克服した工法」という発想をもとに連日検討を重ね、
「柱には圧縮強度の高い木材を用い、梁には曲げ強度の高い鉄骨を組み合わせる」
という結論に達しました。




2、信頼できる住まいのために・・・。

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木と鉄による複合梁の採用とともに、開発の最重要テーマとなったのが
一邸ずつすべての住宅を対象とした構造計算のシステム構築です。

2階建て以下の木造住宅については、現在でも構造計算は義務付けられていません。
それは熟練大工の勘や経験で建てられてきた木造住宅は充分な信頼性が見込まれること、
木造住宅の構造計算には大変な手間がかかるためです。

形式認定*を受けることで構造強度の認定を受ける方法もありますが、
間取りの制約を受ける場合があります。

*住宅または住宅の一部についてあらかじめ審査し、一定の性能を有することを公約に認定・義務化するものです。



3、かつてない邸別構造計算への挑戦

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邸別構造計算イメージ


プロジェクトチームはあくまでも自由な間取りを優先し、
しかも熟練大工の不足に対応できる工法を目指してきました。

だからこそ、全邸の構造計算は必須条件であり、
何よりもパナソニックとして提案する以上、
科学的な裏付けは欠かせないと考えたのです。

住宅クラスの建築物ではほとんど使われることがない高度な構造解析システムによる強度確認は、
木造住宅では前代未聞のシステム
であり、手さぐりになかで一つひとつ課題を解決しながら
プロジェクトを組み上げていきました。

このプログラムこそが「テクノストラクチャー」ならではの緻密な「災害シミュレーション」へとつながっていくのです。

ようやく完成が見えてきた平成7年(1995年)1月7日早朝、
全半壊家屋25万棟以上という被害をもたらした阪神・淡路大震災が発生しました。



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4、震災、そして完成へ

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パナソニック株式会社エコソリューションズ社(旧パナソニック電工本社)
場内にて建てられた最初の試作棟


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実大振動実験


「テクノストラクチャー」の最終試作棟が建った門真町も震度5の強度に襲われましたが、
無事を祈りながら駆けつけたスタッフが目にしたのは、
基礎のわずかなひび割れさえない無傷の試作棟でした。

住まいの耐震性能への関心が高まるなか、同年12月には震災のデータをもとに実物大の
住宅を用いた耐震実験を実施。

計5回の実験でも主要構造体や接合金属の損傷はなく、
新工法の強度が改めて実証されました。


震災をきっかけに新工法の完成を実感したプロジェクトメンバーには、
この工法を多くの人々に広めていきたいという想いが込み上げてきました。




~次回は「テクノストラクチャーの基本性能 構造計算」です。



第1回 テクノストラクチャー工法の概要

本日より、「パナソニック耐震住宅工法 テクノストラクチャー」
について発信していきます。

第1回目はプロローグとして「テクノストラクチャー」とは何かを簡単に説明します。

「テクノストラクチャー」は、
木+鉄の複合梁「テクノビーム」と高強度オリジナル接合金具を使用し、
さらに構造計算や耐震実験など、最先端の技術を導入した新工法です。


「木か鉄か」という選択肢では得られない、木造と鉄骨造の両方のメリットを活かした、
パナソニック独自の「第三の工法」なのです。

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住まいの強固に支える木と鉄のハイブリッド工法

縦方向の力に優れた強度を発揮する木材は「柱」として使用し、
曲げやたわみに対して強度を発揮する鉄骨を「梁」に使用。
構造体にかかる様々な外力に耐えうる適材適所の材料選定により、
木の家の弱点を強化した工法です。
長期間の荷重で発生するズレやキシミ、たわみを抑え、
住まいの信頼性や快適性を高めています。



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間取りも環境も異なるから、全ての住まいで「構造計算」

住まいの本当の強さは、柱や梁など部材の強さだけでは実現できません。
地震や台風、豪雪など外部から加わる様々な力に対応できる住まい全体のバランスが何よりも大切なのです。
そこで私たちは、木造2階建て住宅には義務付けられていない構造計算を、一棟一棟すべての住宅で実施。
388項目におよぶ緻密なチェックおこない、強度が客観的に実証された住まいだけをお届けしています。

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暑いと言っても・・。

5月なのに随分暑いと思っていたら、
昨年はもっと気温が高かったんですね。
一年もすれば、天気のことなどすっかり忘れてしまうもの・・。

自分でも感じるのですが、
思い通りにならない天候に文句を付けるなど、
人間はなんて我儘なのでしょうか・・。

「あいにくの雨」と言いますが、
雨が降らなければ作物は育たず、
水不足で我々の生活もままならなくなります。

確かに行動は制限されますが、
「あいにくの雨」という表現は好きではありません。
これこそ人間の我儘がストレートに出ているような気がします。

雨は雨。
憎むべきものではなく、
むしろ「恵みの雨」なんですよね。

雨不足が続いて水ガメが枯れる直前になって、
天気予報では「恵みの雨」と表現しますね。
普段は「あいにくの雨」。
ずっと降らないと「恵みの雨」。

普段はいちいち「生憎(あいにく)」など付ける必要はありません。
雨が降るからと残念そうに伝えるテレビもどうかと思います。

雨は人間の都合で降っているわけではないのです。
それによって生活に不都合が起きそうなら、
「備える」だけ。
人智を超えるものが大自然ですが、人間ができることは「備える」ことだけです。

自然は、ありのままに受け入れるしかありません。

何が起ころうとも、その覚悟は必要だと感じます。


ゴミの分別と曜日は厳守しよう

おはようございます。

朝早くからブログ更新は初めてですが、
ちょっとした出来事があったので書き記します。

いつものように事務所に自転車で来ると、
なんと、ゴミ袋が置いてあったのです。
当事務所の前はゴミの集積所ではありません。

中身はペットボトルや缶などがごちゃごちゃと・・。
そのままにはしておけないので、開店した後に片づけました。

空き缶や500mlのペットボトルは10本ほど、
2リットルペットボトルは4本、中には醤油が入っていたものもありました。
おまけに割れた小皿もそのまま。
あとは宅配の水が入っていたと思われるビニール袋も2~3個ありましたね。

こうやって他人の家の前に平気で捨てる人間ですから、
分別なんてできるはずもないですね。
自分の出したゴミの後始末をしない人がまだまだいることを思い知らされました。

ラベルをはがし、近くの自動販売機の横にあるゴミ箱にペットボトルと空き缶を捨て、
あとは事務所のゴミ箱に入れました。

以前、生ごみをそのまま捨ててあったこともありました。
商店街ですから、一般の人がわざわざ捨てていくことは考えづらいですが、
周りの誰かを疑うこともしたくないですし・・。

こういった時はあまり深く考えず、
世の中には不届き者がいると割り切って過ごすのが一番ですね。

でも、ちょっと腹立たしい朝ではありました・・。

ゴールデンウイーク休業のお知らせ

誠に勝手ながら、ゴールデンウイーク期間中は、
下記期間を休業日とさせていただきます。


4月29日(金)~5月5日(木)


緊急のご連絡の際は、ホームページトップページに記載されております、
03-5490-3966 にお電話をお願いします。

弊社社長の携帯電話に転送となります。

建材、資材等は取引先も休業のため、
ご依頼にお応えできない場合もございますので、その点はご了承願います。



営業部長  上原 重治

信用回復の道険し

仏の顔も三度撫でれば腹立てる

どんな慈悲深い人でも何度も無礼なことをされれば怒り出すことのたとえとして、
誰もが知っている故事です。

有名な自動車メーカーが3度も顧客を裏切りました。
リコール隠しは過去に2度、そして今度は燃費の不正問題。

信頼はコツコツ積み上げてようやく得られるものですが、
不正や裏切りは一度で信用失墜となります。

今回の三菱自動車の失態を許すことができない人が多いようです。
一番の被害者は三菱を信頼して自動車を購入した人たちです。
私も愛車を所有していますが、自分がその立場になったら怒りよりもショックのほうが大きいと感じています。

信頼して気に入って大枚はたいて買ったのに・・と。

三菱を叩くのは自由ですが、
私は今回の事件は決して他人事ではないと思います。
人間には「良く見せたい」という欲が誰しもあります。
決して三菱を擁護するものではありませんが、
ことが起こって、「そら見たことか」とやんややんやと大衆に混じって罵声を浴びせることが、
自分にとって重要なことなのかを考えるべきです。

「私はそんなことはしない」

私もそう思っています。
でもそれは絶対的なものでしょうか。
どこか心の隙間に「まさか」という坂があって、そこを転げ落ちるとも限らない。
だから、こういった時こそ反面教師として、我が身に置き換えてみることも無駄なことではないはずです。
世間で三菱を叩いている人のほとんどは、三菱自動車の車を持っている人たちではないですしね。

ただ、経営幹部たちは販売所行脚をして、
一人一人の顧客に謝罪することは必要でしょう。
いつも対応するのは現場です。
日産との折衝もあるでしょうが、
経営の根底となっている顧客(消費者)を蔑ろにしては、
三菱自動車の再建は絶対にありえない。

そして、被害者意識の強い日産も同罪です。
OEMとはいえ「日産の軽」として販売していたんですから。

会社は何か事が起こると、こういう姿勢が顕著になるものですね。

今年のサラリーマン川柳にこれを端的に言い表したものがありました。


決めるのは いつも現場に いない人


これになぞらえて一句。


逃げるのも いつも現場に いない人

顧客を大切にしない企業に明日はないと、
今回の事件で新たに胸に刻みます。



過去に学ぶことに大切さ

甚大な被害をもたらした熊本地震。

亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

5年前の東日本大震災の記憶の風化に警鐘を鳴らすかのような大地震。
大自然の驚異の前に、人の力など無力だとまた実感させられました。

人智を超える大地震は予知できないですから、
我々のできることはその時に「備える」ことしかできません。

それが教訓というもの。
教科書に出てくるような過去の歴史に学ぶことは本当に大事です。
先人たちは身に起こった数々の出来事を書き記してくれています。
それから学べることが多くあります。

歴史を軽んじている人に、
将来を見据えることなどできないと私は思います。

歴史は繰り返すのですから。

「世界一貧しい大統領」として来日した、
ムヒカ前ウルグアイ大領の言葉は心に響きました。

ムヒカ氏は、軍事費で無駄遣いされているお金を貧困や環境問題の解決に使うべきだ
と述べています。

格差社会なんて存在しなくなるかもしれませんね。
この他にもムヒカ氏は言葉を残しています。

東京新聞の記事 を是非ご覧になってください。

人は物欲が強くなると、歴史に学ぶことができなくなるのかもしれませんね。

今は、熊本県を中心とする九州の復興を願うばかりです。

Facebookページ始めました

ブログの更新も継続していきますが、
日々の出来事などを気軽にお知らせするため、
Facebookページを始めました。

http://www.facebook.com/s.modernhome

ブログではどうしても文章を長くしてしまう傾向があるため、
Facebookページでは、お知らせや私の趣味なども気軽に書かせていただくことにしました。

この時代、色々と発信方法があるものですね。

ホームページ共々、Facebookページをよろしくお願いいたします。


ちょっと寒く感じますが・・。

暖かい日が数日続いた後には、昨日今日の気温は低く感じますね。
4月だからもっと暖かいはず・・と思いがちですが、
100年以上前はもっと寒かったんですね。

ちょっと気象庁のホームページをのぞいたら、
4月の最低気温は、1876年には、6.5度だったんですね。
それが2015年では10.1度。

どの月も最低気温は3~5度は上昇していました。
12月なんて、1876年は―0.7!
でも昨年は5.8度!
(数値はすべて東京です)

暖房器具が発達し、快適な生活に慣れてしまっているせいか、
自分も含め、我慢ができない人間になってしまったような感じさえありますね。

とは言っても、現在の気温しか知らない私たちです。
「昔はもっと寒かった」なんて言っても「そんなことは知らない」で終わってしまいそう・・。

しかし、気温一つとっても、昔を知ることは大切なことです。
こんな小さなことさえも「過去のことだから」で終わってしまっては、
「過去に学ぶ」、または「歴史に学ぶ」ことなどできなくなってしまいます。

たった5年前のあの東日本大震災さえすっかり忘れ、
原発原発と傾く我が国の政権与党を見るにつけ、
「過去に学ぶ」姿勢は微塵も感じられないと思う今日この頃です。



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