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過去に学ぶことに大切さ

甚大な被害をもたらした熊本地震。

亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

5年前の東日本大震災の記憶の風化に警鐘を鳴らすかのような大地震。
大自然の驚異の前に、人の力など無力だとまた実感させられました。

人智を超える大地震は予知できないですから、
我々のできることはその時に「備える」ことしかできません。

それが教訓というもの。
教科書に出てくるような過去の歴史に学ぶことは本当に大事です。
先人たちは身に起こった数々の出来事を書き記してくれています。
それから学べることが多くあります。

歴史を軽んじている人に、
将来を見据えることなどできないと私は思います。

歴史は繰り返すのですから。

「世界一貧しい大統領」として来日した、
ムヒカ前ウルグアイ大領の言葉は心に響きました。

ムヒカ氏は、軍事費で無駄遣いされているお金を貧困や環境問題の解決に使うべきだ
と述べています。

格差社会なんて存在しなくなるかもしれませんね。
この他にもムヒカ氏は言葉を残しています。

東京新聞の記事 を是非ご覧になってください。

人は物欲が強くなると、歴史に学ぶことができなくなるのかもしれませんね。

今は、熊本県を中心とする九州の復興を願うばかりです。

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今月は決算

今年になって初めてのブログです。
1月も終わり、弊社も今月は決算月となりました。
お陰様を持ちまして、3回目の決算を迎えることができました。

これもひとえにお施主様、取引先様のご支援の賜物と感謝しております。
この場を借りてお礼申し上げます。

1月は源泉徴収票作成や付随する法定調書の作成を行いました。
3回目ともなると慣れてきた・・というより、
大切なことが分かってきたという感じです。

社員数が少ないのでまだ一人で何とかこなせてます。

会社は個人事業とは違い、色々提出するものが多いですね。
子供服経営の時の確定申告だけとは雲泥の差です。

一つひとつ確実にこなしていくことが、
また将来誰かにバトンタッチするときに役立つものだと感じます。

まずは「今」ですね。

自宅リフォームが終わって

一昨日の9日に自宅リフォームが終了しました。
以前とは相当印象が変わり、ダイニングキッチンは明るくなり、
家族も皆喜んでいます。

洗面台も明るく使いやすくなり、
トイレも節水型に変更し、床も増張りしたので、
気分も爽快になりました。

ある程度のものは運び入れましたが、
まだまだ引っ越したばかりのような状態ですね。
せっかくきれいになったのですから、
小物類ぐらいは新しいものにしたいものです。

写真は撮りましたが、自宅にSDカードを置いてきてしまったので、
「施工例」としてご紹介するのは後日となります。

何をしたわけではないですが、
住みながらのリフォームというものは結構疲れるものです。

お施主様にはこんな思いをさせてきたと実感します。
確かにきれいになるのだから、ある程度はホコリや音は覚悟していましたが、
毎日の後片付けや掃除もあり、
また終わるまでは養生シートも張ってあるので、
落ち着かないったらありゃしない・・。

長女はアパレル関係で帰りが遅く、起床する時間には工事が始まっているため、
朝からご機嫌斜めでした。

その点次女は早朝に仕事に出かけるので、
騒音には全くあわずに過ごせました。

4日間の工事が終わり、
妻が「工事してくれた人に何か渡したい」と言っていたことを次女が忘れずにいて、
仕事帰りに進物用に買ってきてくれました。

こういった心遣いができるようになったと、
親ながら感心しました。

日々ゴルフのキャディとして気遣う仕事をしているので、
「奉仕の心」が根付いていたのでしょうか。

何はともあれ、職方の人たちに渡したら喜んでくれました、

仕事だからやるのは当然なのでしょうが、
やはり、何かしてくれたら、
それが客の立場だろうが「ありがとう」という気持ちを忘れずにいたいものですね。


暑いと言っても・・。

5月なのに随分暑いと思っていたら、
昨年はもっと気温が高かったんですね。
一年もすれば、天気のことなどすっかり忘れてしまうもの・・。

自分でも感じるのですが、
思い通りにならない天候に文句を付けるなど、
人間はなんて我儘なのでしょうか・・。

「あいにくの雨」と言いますが、
雨が降らなければ作物は育たず、
水不足で我々の生活もままならなくなります。

確かに行動は制限されますが、
「あいにくの雨」という表現は好きではありません。
これこそ人間の我儘がストレートに出ているような気がします。

雨は雨。
憎むべきものではなく、
むしろ「恵みの雨」なんですよね。

雨不足が続いて水ガメが枯れる直前になって、
天気予報では「恵みの雨」と表現しますね。
普段は「あいにくの雨」。
ずっと降らないと「恵みの雨」。

普段はいちいち「生憎(あいにく)」など付ける必要はありません。
雨が降るからと残念そうに伝えるテレビもどうかと思います。

雨は人間の都合で降っているわけではないのです。
それによって生活に不都合が起きそうなら、
「備える」だけ。
人智を超えるものが大自然ですが、人間ができることは「備える」ことだけです。

自然は、ありのままに受け入れるしかありません。

何が起ころうとも、その覚悟は必要だと感じます。


ゴミの分別と曜日は厳守しよう

おはようございます。

朝早くからブログ更新は初めてですが、
ちょっとした出来事があったので書き記します。

いつものように事務所に自転車で来ると、
なんと、ゴミ袋が置いてあったのです。
当事務所の前はゴミの集積所ではありません。

中身はペットボトルや缶などがごちゃごちゃと・・。
そのままにはしておけないので、開店した後に片づけました。

空き缶や500mlのペットボトルは10本ほど、
2リットルペットボトルは4本、中には醤油が入っていたものもありました。
おまけに割れた小皿もそのまま。
あとは宅配の水が入っていたと思われるビニール袋も2~3個ありましたね。

こうやって他人の家の前に平気で捨てる人間ですから、
分別なんてできるはずもないですね。
自分の出したゴミの後始末をしない人がまだまだいることを思い知らされました。

ラベルをはがし、近くの自動販売機の横にあるゴミ箱にペットボトルと空き缶を捨て、
あとは事務所のゴミ箱に入れました。

以前、生ごみをそのまま捨ててあったこともありました。
商店街ですから、一般の人がわざわざ捨てていくことは考えづらいですが、
周りの誰かを疑うこともしたくないですし・・。

こういった時はあまり深く考えず、
世の中には不届き者がいると割り切って過ごすのが一番ですね。

でも、ちょっと腹立たしい朝ではありました・・。

信用回復の道険し

仏の顔も三度撫でれば腹立てる

どんな慈悲深い人でも何度も無礼なことをされれば怒り出すことのたとえとして、
誰もが知っている故事です。

有名な自動車メーカーが3度も顧客を裏切りました。
リコール隠しは過去に2度、そして今度は燃費の不正問題。

信頼はコツコツ積み上げてようやく得られるものですが、
不正や裏切りは一度で信用失墜となります。

今回の三菱自動車の失態を許すことができない人が多いようです。
一番の被害者は三菱を信頼して自動車を購入した人たちです。
私も愛車を所有していますが、自分がその立場になったら怒りよりもショックのほうが大きいと感じています。

信頼して気に入って大枚はたいて買ったのに・・と。

三菱を叩くのは自由ですが、
私は今回の事件は決して他人事ではないと思います。
人間には「良く見せたい」という欲が誰しもあります。
決して三菱を擁護するものではありませんが、
ことが起こって、「そら見たことか」とやんややんやと大衆に混じって罵声を浴びせることが、
自分にとって重要なことなのかを考えるべきです。

「私はそんなことはしない」

私もそう思っています。
でもそれは絶対的なものでしょうか。
どこか心の隙間に「まさか」という坂があって、そこを転げ落ちるとも限らない。
だから、こういった時こそ反面教師として、我が身に置き換えてみることも無駄なことではないはずです。
世間で三菱を叩いている人のほとんどは、三菱自動車の車を持っている人たちではないですしね。

ただ、経営幹部たちは販売所行脚をして、
一人一人の顧客に謝罪することは必要でしょう。
いつも対応するのは現場です。
日産との折衝もあるでしょうが、
経営の根底となっている顧客(消費者)を蔑ろにしては、
三菱自動車の再建は絶対にありえない。

そして、被害者意識の強い日産も同罪です。
OEMとはいえ「日産の軽」として販売していたんですから。

会社は何か事が起こると、こういう姿勢が顕著になるものですね。

今年のサラリーマン川柳にこれを端的に言い表したものがありました。


決めるのは いつも現場に いない人


これになぞらえて一句。


逃げるのも いつも現場に いない人

顧客を大切にしない企業に明日はないと、
今回の事件で新たに胸に刻みます。



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