暑いと言っても・・。
5月なのに随分暑いと思っていたら、
昨年はもっと気温が高かったんですね。
一年もすれば、天気のことなどすっかり忘れてしまうもの・・。
自分でも感じるのですが、
思い通りにならない天候に文句を付けるなど、
人間はなんて我儘なのでしょうか・・。
「あいにくの雨」と言いますが、
雨が降らなければ作物は育たず、
水不足で我々の生活もままならなくなります。
確かに行動は制限されますが、
「あいにくの雨」という表現は好きではありません。
これこそ人間の我儘がストレートに出ているような気がします。
雨は雨。
憎むべきものではなく、
むしろ「恵みの雨」なんですよね。
雨不足が続いて水ガメが枯れる直前になって、
天気予報では「恵みの雨」と表現しますね。
普段は「あいにくの雨」。
ずっと降らないと「恵みの雨」。
普段はいちいち「生憎(あいにく)」など付ける必要はありません。
雨が降るからと残念そうに伝えるテレビもどうかと思います。
雨は人間の都合で降っているわけではないのです。
それによって生活に不都合が起きそうなら、
「備える」だけ。
人智を超えるものが大自然ですが、人間ができることは「備える」ことだけです。
自然は、ありのままに受け入れるしかありません。
何が起ころうとも、その覚悟は必要だと感じます。
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