ガラス戸の引戸をが閉まらず、また引戸の下の部分のガラスが外れており、フラッシュドに交換のご希望でした。
陽射しが入らなくなるため、色は明るいベージュにし、開閉もできるようになりました。
築年数が50年以上とのことで、枠の左右の差が9ミリもあり、引戸の取替えだけではできない状態でした。古いレールも取り換え、戸車ももちろん新規のものとし、開閉はスムーズになりました。以前は奥の引戸が閉まらずにいたため、来客があっても落ち着かずにいらっしゃったようです。新規の引戸をそのままでは開閉ができないため、鴨居も削り、また引戸自体にも手を加えました。しかし、元の枠がすでに9ミリもずれているため、完全リフォームのようにはいきませんでしたが、使用には支障がないように加工をしてあります。既存の枠をそのままいじらずに行う建具工事は細かな作業が求められます。このような工事もリフォームの一環ですので、しっかりと対応させていただました。また露出しているコーがあるため、引戸上部に切り込みを入れ、わずかな隙間が気にならないように加工いたしました。こうした仕事も大切なことだと改めて感じました。
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